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林業の危険

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安全確認

林業 = 危険な仕事

 

真っ先にこう思えたあなたは正しいです。

 

林業女子の私やまめが林業に携わるようになって、
強く意識したのはこの「危険」。

 

そして見えてきたのは事故・ケガ率の高い人と
低い人がいること、危険を予測する事が予防に
なること。

 

この記事では事例も織り交ぜながらあなたの
知りたいホントの林業に迫っていきます。

 

 

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林業の危険-事故はこんな人に起こる!

 

 

林業には大なり小なり危険はついてまわります。

 

興味深いことに事故・ケガは「人を選ぶ」のです。
これは林業の現場を経験して発見した一つの法則です。

 

「いつもケガする人・事故を起こす人」がいる。

 

反対に「全くケガも事故も起こさない人」もいるのです。

 

我が社にもケガ・事故を頻発する人が2名おります^^;

 

 

その2人の共通点は・・・実はないのです。
探してみたのですが、パチンコとタバコ好きくらいかな~。

 

事故率高いM氏は動きが“セカセカ”としていて一見、
機敏なのか?と惑わされるのですが、いや、違うのです。

 

見切り発車的に行動をとってしまう。
しかも動きが速いから事故・ケガの度合いが大きく
なってしまう。

 

 

もうお一方の事故率高いT氏はM氏とは反対に
行動が“スロー”。

スローすぎて表現としては“ノロい”のほうが的確かも
知れません。

 

ノロすぎてケガをしてしまう・事故を起こしてしまう。

 

 

林業経験年数は圧倒的にM氏のほうが長いですが、
M氏、T氏共に伐採作業時に骨折やねんざをした
事があります。

 

M氏は自分で伐採して倒した木が跳ね上げた太い枝を
避けようとした時に足を骨折。

 

太枝は完全に避けることができたのですが、勢いよく
逃げたのが“あだ”となり足首を骨折してしまったのです。

 

 

もうお一方、T氏は他の作業者の伐採の手伝いをして
いました。

 

伐採時に飛んでいったクサビを取りに行った先で
別の伐採者が伐った木が倒れてきたのです。

 

直径12センチほどの細木に左手を挟まれ複雑骨折。

 

クサビを取りに行くことでわざわざ木に当たりに
行ってしまったのです。

 

T氏と倒れてくる木との距離は十分に離れていて
「よけろー!」という大声も聞こえていたのですが・・・。

 

T氏は「間に合うと思って取りに行った」ようです。

チェンソー技術

 

思っていたより遅かったんですね、歩みが。

この事故をきっかけに伐採者は笛を吹い知らせるなどの
対策も講じています。

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セカセカM氏とノロノロT氏。

 

どちらの動きもケガ・事故につながるのですね。

 

ちなみにケガ・事故率がダントツで低いY氏のことも
少し書いておきたいと思います。

 

 

御年85歳のY氏。

作業者の中でも最高齢ですが、年齢が若ければケガや
事故が少ない、わけではないようです。

 

Y氏は温厚な人柄で口数は少ないけど、必要ならば
大声で危険を知らせてくれます。(大声出せるんだ!)

 

そして伐採のプロ。

 

「与作の中の与作、これぞ与作」な方なのです。

 

“機敏な慎重派・静かな頑固者”。

 

見ていて感じたことは1つ1つの作業を確認するように
こなし、決して慌てることなく、自分や他の作業者の
安全が確認できないような作業は絶対にしないのです。

 

 

 

林業は危険な仕事です。

 

危険な状況を作り出さないことは言うまでもありませんが、
前もって「危険」について予測を立て、いざ!という時に
備えましょう。

 

 

林業の危険-予測するクセをつけよう!

 

 

林業ではちょっとした不注意が大事故、そして命を
落とすことへとつながります。

 

自分の作業に集中していればよいのではなく、
「今自分がしている作業が仲間に危険を与える
可能性がないか」を考えたり、仲間がしている
作業を把握します。

 

例えば何人かで玉切りをしている場合、今自分が
木の株部分をを切り始めようとしているならば、
まずその木全体を見渡し、他に枝払いをしている
作業者などがいないか、木材同士が絡んでしなって
いる部分はないか、などを確認してから切り始める
ようにクセを付けましょう。

重機オペレーター2
そして予測する際に絶対に忘れてならないのは
自然の法則。

 

モノは上から下へと落ちる、引っ張ったものは
元に戻ろうとする力が働く・・・。

 

当たり前のように作用している力を常に意識する
クセをつけること。

 

例えば、細くてしなっている木は張力がかかっている
ので、伐る場所をみきわめることによって跳ね返りを
最小限に抑えることができます。

 

 

ここまで何度も林業が危険な仕事であることを
強調してきましたが、さらにもう一歩踏み込んで
林業の死亡事故とその対策についても一緒に考えて
欲しいなと思います。

 

 

林業の危険-死亡事故への3つの対策

 

 

林業の仕事の中でもどんな作業が一番危険で
死亡率が高いのでしょうか?

 

あなたは何だと思われますか?

 

 

ダントツで多いのが伐採時の事故死。

 

他には重機などの機械が関係した事故や
スズメバチに刺されたことによるショック死などが
あげられます。

 

全業種の中でも林業の死亡事故率は高いです。

 

毎年40人~50人ほどが亡くなっており、
5万人足らずの林業人口からみてもその割合は
非常に高いと言えます。

 

ではどうすれば事故を防げるのでしょうか?

 

あなただったらどのような対策を掲げますか?

 

【死亡事故への3つの対策】

 

■ 危険なことを“危険だ”としっかり認知しておくこと

これが予防の第一歩と言えます。

それから“危険を予測する”こと。(前章で学びましたね!)
危険を“危険!”と思わなければ予測することすら
できませんよね。

そして予測したらそれに対する策をしっかりと立てること。

 

 

■ 安全確認の手間を惜しまないこと。

やはり常に初心に帰り、基本に忠実であること。

 

 

■ スズメバチに1度でも刺されたことがあるならば
細心の注意が必要です。

 

2回目以降に起こすと言われているハチの毒に対して
体が過剰に反応し、起こしてしまう
アナフィラキシーショック反応。

 

事前に病院で抗体検索を行い、医師に相談しておくと
安心ですね。

 

それからスズメバチ,ハチ,マムシ,ムカデ等に刺された
時のために応急措置用の毒吸引器を携行することも
オススメします。

 

 

 

ところで、林業の危険と向き合い対策を講じて
きた人の中にも、ケガが重なったり大事故スレスレを
経験した、という方は少なくありません。

 

そのような理由で「林業辞めたい・・・」と考える
ようになるのは至って自然なことだと思いますし、
仕方のないことです。

 

続く章が辞めたくなったあなたの気持ちに
そっと寄り添えたらうれしいです。

 

 

林業-危険だから辞めたい・・・

 

 

このように感じる方の気持ち、よくわかります。

悩み事

そして辞めるあなたを引き止めようとは思いません。

あなた自身が希望した林業をあなた自身があきらめる
のですから。

 

一度危険を味わい(もしかしたら何度も!)恐怖感を
持ったままこの仕事は続けられません。

 

それは常に心の中に「怖い!事故が起こったら
どうしよう。事故が起きる前に辞めたい」という
思いがあるので、事故を呼んでしまうのです。

 

消極的な気持ちを持ちながらの仕事は良い結果に
つながりません。

 

これはどんな仕事についても同じです。

 

消極的な思いが消極的な結果を招きます。

林業をすること(続けること)の理由が積極的な
ものでなくなってしまったら・・・。

 

それはすでに“危険”が潜んでいる可能性が
あるからです。

 

 

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<まとめ>

 

 

いかがだったでしょうか。

 

林業につきものの危険について一緒に考えて
きましたが、少し振り返っておさらいして
みましょう。

 

1、事故・ケガの多い“セカセカ”タイプと
“ノロノロ”タイプ。

 

2、危険は予測するクセ付けと自然に逆らわない
方法で防ぐ。

 

3、業種の中でも「トップクラスの死亡事故率」。

危険を“危険だ!”と認知して対策を講ずる。

常に初心・基本に帰ること。

スズメバチ対策はしっかりと!毒吸引器の携行。

 

4、消極的な気持ちに危険は潜む。

 

 

 

この記事を書いて改めて気付かされたました。

 

危険なことを“危険!”だと思わないことが本当の
「危険」なのだと。

 

仕事は習うより慣れろ、とよく言いますが、
危険は逆に「慣れるより習え!(予習・予測する)」
なんですね~。

 

 

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☆ 林業の危険と防護服

☆ 林業を知る-危険の話

☆ 危険な職業と生命保険

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コメント

  1. ノリ より:

    はじめまして、いつも楽しく読ませていただいております、ノリと申します。

    林業はじめてまだ1年目の者です。

    知れば知るほど公の電波で言えないことが沢山あるような気がする世界。

    やまめさんの「林業=危険」は公にもっと言うべきですよね。それを認知せずにやって来る若者や新参者と一緒に仕事をするほど、怖いことはないです。

    私の先輩は明らかにADHDです。しかし日本での認知度は低いです。その先輩とペアで仕事をしています。もう「危険の塊」です。仕事上避けられない日々です。林業は好きですが、先輩との距離感を保ちながらの仕事、何倍も疲れます。

    林業に潜むADHDは、一番タチが悪いと思います。本人に欠如している部分を指摘しても、その性格上初めから欠如しているので理解のしようがないのが問題。

    互いに安全に留意していきましょうね。

    また次回のblog更新を楽しみにしてます。

    1. phe53699 より:

      ノリさんこんにちは、やまめです!

      コメントありがとうございます♪
      林業1年目、きっと毎日がエキサイティングだと思います。

      しかも先輩がADHDかも知れないとは‥‥危険と隣合わせですね。

      林業×ADHD となると危険度は5割増し!?

      ノリさん以外にもきっとその事に気が付いているハズなので、
      親方や他の先輩方に相談などしていますか?

      労災が起きると会社は厄介な事になるので、早めに予防策を講じて
      おくことが安心かも知れませんね。

      林業はまだまだ「ツッコミ所満載な仕事」なので、現場からもっと
      声を上げていくべきです。

      ノリさんのような方がもっと現場に増えて行ってくれる事を期待します。

  2. バク より:

    初めまして、バクと申します。
    今度素人ながらちょっとした大木を切るので、ネットで色々な情報を集めてる中でこちらにたどり着きました。

    >危険は逆に「慣れるより習え!(予習・予測する)」なんですね~。
    本当にその通りですね。
    危険に慣れると言う事は「危険を経験してる」と言うことですので、実際にはヒヤリハット、物損、人身事故のどれかを経験してると言う事で、それが自分自身だったなんて洒落にならないですもんね。
    事故やヒヤリハットを起こしやすい人は居ますが、問題の複合系が多いですよね。
    有名なハインリッヒの法則ですが、確かに事故が多い、ヒヤリハットが多い人は常日頃何らかの問題(危険因子)を抱えてる場合が多いですね。
    私見ですがM氏、T氏に共通してるのは一つの問題に危険に対する認識(見積?)が甘く、自分から危険に突っ込んでいく感じにエピソードからは感じました。
    M氏もT氏も結構自信家と言うか頑固者ではないですか?(笑
    現場でも事故やヒヤリハットを起こす人は人の注意を聞かない(&忘れる)人が多く、同じ事を繰り返す人も少なくないですね。

    1. phe53699 より:

      バクさん、こんにちは!
      やまめです。

      コメントたくさん、ありがとうございます(≧∇≦)b
      バクさんも大木を伐るお仕事されているんですね。

      危険と隣り合わせの作業ですから、“注意1秒事故一生”の世界ですよね。

      バクさんがおっしゃる通り事故・ケガ率が高い人はある意味、頑固者なのかもしれません!
      自分と他の作業者とを“危険”にさらさないよう、日々危険を予測して仕事をしていきたいですね(>_<)

  3. ちい より:

    はじめまして。
    「林業 怪我をしたら」で検索してこちらにたどり着き
    怪我をしやすい人の特徴と言う記事が気になって拝見しました。

    私の夫がIターンで林業に就労して8年になります。
    つい一昨日、初めて怪我をしました。

    夫はタバコもパチンコもしませんが、恐らくコメントで「危険の塊」と言われているような
    やや注意力が足りないタイプの人のように思います。

    日常生活には全く支障がありませんが、物事の理解に人より少し時間がかかる気はします。
    理解してしまえば知能的には私よりも良い方だと思います。
    体力も筋力も人並み以上には備わっていると思います。

    ただ要領が悪いなぁと感じることはあります。
    気が利かないなぁと感じることも多いです。

    けど決して手抜きをする人ではないし、頼めば嫌な顔もせずになんでも手伝ってくれます。
    ただそれが職場では「サボってる」や「覚える気が無い」と取られてしまっているようです。

    仕事である以上「言われる前に動け」と感じてしまう職場の人たちの気持ちもわかります。

    私は比較的なんでもある程度苦も無く出来る方です。
    なので出来ない人の気持ちに寄り添えないタイプだったと思います。

    けど夫の苦しむ姿を見て、出来る人は、出来ない人にもう少し寄り添れば良いなぁ・・・と感じるようになりました。

    自分が出来て当たり前だと、出来ない人を見ると
    「なぜ出来ないんだろう?」
    「やる気がないんじゃない?」
    「考えが甘いんじゃない?」
    「努力が足りないんじゃない?」
    って思いがちな気がします。

    本当に「やる気のない人」「注意しても聞かない人」も居るとは思います。

    けど中にはどんなに努力しても出来ない人も居ます。

    「自分は努力したから出来るようになった」と思える人はある意味ラッキーです。
    出来る能力があったと言うことです。

    出来る人、出来ない人が手を取り合って仲良しこよしでやれるほど
    林業が甘くないのもわかるので、出来ないなら辞めろって事かも知れません。

    だいぶ精神的にも追い込まれてるようなので
    辞めても良いとは伝えてあります。

    他の職種に比べ、職能がそのまま命の危険につながるだけに
    適正と言うのをもう少し考える必要もある気はします。

    林業と言う職業自体はとても好きだと本人は言っています。
    私も出来る事なら続けて欲しいとも思います。

    まわりに迷惑をかけているのが心苦しいと言うのが大きいようです。
    実際迷惑もかけているし、文句も言われているようです。

    今回の怪我はさほど大きなものではありませんでしたが
    労災の手続き等もあり、また周りに迷惑をかけている事に落ち込んでいます。

    今後どうなるか分かりませんが、出来る限り支えていきたいと思います。

    ちなみに・・・

    こんな事をいきなり聞くのも失礼かとは思いますが・・・

    やまめさんは適性の無い人の就労をどう思いますか?
    記事にあるような事故にあわない努力をしても改善しない、効果がない人は
    辞めた方が良いと思いますか?

    急に来て言いたい放題失礼しました。

    1. phe53699 より:

      ちいさんこんにちは、やまめです!

      真剣な内容のコメントに私も深く考えさせられました。ありがとうございますm(__)m

      ちいさんからの質問「適性の無い人の就労をどう思いますか?」についての私の考えはこうです。
      「林業適性測定器」なるものが存在するなら非常に判りやすいのですが、そのようなものはありません。
      私が思う適性とは、就業にあたって発症すると自分はもちろん他の人まで危険が及ぶような病気、例えばてんかん、心臓病、ナルコレプシーといった病状を持っている人は明らかに適性ではないと思っています。
      また本人に自覚はないもののADHDでは?と思わせる行動をとる人も要注意です。

      なのでこれ以外の方については現状、本人のヤル気と体力にかかっているところが大きいですよね。
      注意力はあったに越したことはありませんが、林業のように実際にヒヤッ!とした経験をして「二度と同じ轍は踏まない」と学習する事の方が肝に命ずる感が強いと思います。
      林業で適性がない、とは簡単に言えば「学習しない人の事で、何度も同じ間違いをする、同じ危険を冒すこと」だと思っています。
      何度も自分と仕事仲間を危険な目に合わせる人は適性がない、と思いますしこれが続けば社長さんなり、親方さんが判断を下すと思います。

      なので本当に適性がない、と判った方についての
      就労の続投はないと思っています。

      さて。
      ちいさんのご主人様についてですが、8年間林業を続けてこられ、先日初めてお怪我をされたようですね。しかも同僚を巻添えにすることもなく、命に別状なし!私は優秀だと思っております!
      本当に注意力がない人なら8年間も無傷じゃいられませんから!
      しかも体力は人並み以上、一度理解してしまえば能力的に問題なし、さらに一番身近にいらっしゃる奥さまから「仕事で手を抜いたりズルするような人ではない」と言い切られるなんてご主人様は本当に誠実な方なんだな、と感じます。

      一番はご主人様本人が林業を続けて行きたいと思っていますし、奥さまのちいさんも望んでいますよね。

      もしかしたらご主人様に少し足りない要素は「コミュニケーション力」なのかな~、などとせん越ながら思ってしまいました。私の回りにいる誠実な方って、ちょっとばかし不器用なところをあわせ持つ方が多いので、ちいさんのご主人様もそうかしら?などと思ってしまいました。

      辞めることはいつでもできます。
      ただ、ご主人様の場合もったいなさ過ぎる。

      職場の同僚や親方さん、どなたかと腹を割った話ができれば良いな、と思います。

      8年間続けてこられたんですもの、周りの方々全てとはいわないまでも、ご主人様の努力や仕事に対する誠実さ、熱心さ、ひたむきさ、そして不器用さも
      理解している方はいるはず、と私は思います。

      女同士はなかなか腹を割った話、というものが難しいですが、男はできる、となぜか確信しているワタシです。
      仕事の事で真剣に話をするならなおさら。
      お酒を呑まれる方なら飲みに、または、メシ食いに行きませんか?でも全然OK。
      ちょっとアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。

      少しおせっかいな内容になってしまいごめんなさい。
      でも、林業が好き!という方にはこれからも続けていって欲しいなと思うのです
      ((o( ̄ー ̄)o))

  4. junku nishimura より:

    的確だ。その通りだ。

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