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山仕事・林業で身に付けた技能

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切り株と草

あなたは林業に興味をお持ちですか?

 

山仕事・林業で身に付くのは体力やチェンソー技術
だけではありません。

 

林業女子のパイオニア(と自分では思っている)の
私“やまめ”が山仕事を通して身に付けた4つの
「技能」をご紹介したいと思います。

 

この「技能」、日常生活の中では活用する機会が
ほとんどないかも知れませんが、山で仕事をして
いる私にとっては間違いなく役立っているもの
ばかり♪

 

これから林業に就きたい、と希望する方、男性女性
問わず、この記事でリアルな山仕事・林業を
少しでもお伝えできたら、と思います。

 

 

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山仕事・林業で身に付けた技能①<青空トイレ>

 

 

林業に携わるようになってまず直面したのが
「青空トイレ」。

 

私は女子なので他の先輩おじ様方のように
その辺で立ちションができません。

 

しかも仕事を始めた当時は女性は私一人きり
(今もですが)だったので現場には仮設トイレも
設置されていませんでした。

 

仮設トイレはつい最近、2年ほど前にやっと
設置されたばかりです。

 

それまでのゆうに10年以上は青空トイレ。

 

普段、壁に向かって外で立ちションする事も
ない女性が個室のトイレ以外でお尻を出すのは
何と言いましょうか、とても、非常に、甚だ
抵抗感がありました。

 

でもそれも始めの2、3回だけ。

 

あの大きな抵抗感は大きな開放感へと様変わり。

 

 

友人に「山でトイレってどうしてんの?」と聞かれ、
この話をすると真面目な顔で「それって大事だよね。
ウチの子、男の子なんだけど今の子供って個室のトイレ
じゃないとオシッコさえしたがらない子が多いみたいで、
緊急時のためにもトイレ以外で用を足すことを経験させた
方がいいみたい。」と言っていました。

トイレ看板
 

へぇ~そうなんだ~!

 

子供のいない私にとってこの「ママ目線」の
発言はとても興味深かったのです。

 

でも確かにそう。

 

いつ、突然トイレが使用できないような事故や
災害に見舞われるかは分かりませんから。

 

そう考えると青空トイレ経験が豊富な私は
災害時、緊急時に活かせるトイレスキルが
かなり高いのでは、と自負しています。

 

 

山仕事・林業で身に付けた技能②<腕力で給油時間短縮>

 

 

毎日毎日、重機に給油をするのが私の日課です。

 

20㍑のポリ缶8本~10本の燃料を4台の重機に
振り分けて給油します。

 

重機の給油タンクには軽~く100㍑以上は入ります
から、燃料の減りが多い重機には重機1台にポリ缶
4本を給油することも。

 

以前は自動や手動の給油ポンプを使って入れて
いましたが、毎日のことなので自動ポンプは電池の
消耗が早く、給油速度はどんどん遅くなります。

 

手動ポンプは時間がかかる&ポンプの“シュポシュポ部分”
の劣化が早い。

 

なのでどちらも使わなくなりました。

 

 

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現在は燃料のポリ缶の“口(くち)”から重機の給油口へと
「マウスtoマウス」方式で一気にグビッ!と給油して
います。

 

 

ですがこのマウスtoマウス方式は一歩間違えると
燃料を大量にこぼす危険性大。

 

そこでものを言うのが「腕力」。

 

日頃からポリ缶を持ち運んでいたおかげで
女子にしてはかなりの力持ちに変身して
おりました、ワタクシ。

 

 

ポリ缶を中腰以下の低い姿勢でしっかりと持ち、
「口(くち)」と「口(くち)」とが合うように
狙いを定めてブレずにポリ缶をひっくり返すわけです
から、力を要しますし「技能」も要求される作業です。

筋肉!
 

重機の給油口は地上からかなり高い所に、しかも
外側にあるので、重いポリ缶を中腰以下で安定させるのは
おじ様方でもちょっとコツが要ります。

 

そして燃料をこぼさずに、となるとなおさら。

 

この「技能」の高さの尺度はこぼした燃料の量、で
測ります。

 

少々荒っぽく、リスクも伴う作業ですがメリットは
給油にかかる時間がとにかく短縮できて速いこと。

 

ポリ缶をひっくり返して30秒足らずで1本空に
することができます。

 

4台ある重機全てにこの方式で給油すると今までの
半分の時間で終了できるわけです。

 

このマウスtoマウス方式で給油している所を見た
おじ様方からは、
「やまめちゃん、ソレできるの~!」と言われ
ちょっと得意気なワタクシ。

 

いかに燃料をこぼさずにひっくり返すか、
その技術を日々磨いておるわけです。

 

 

山仕事・林業で身に付けた技能③<時間の感覚をつかむ>

 

 

山には会社や工場のように時計がありません。

 

なので各自、腕時計や携帯電話で時刻を確認
しています。

 

私は携帯電話か自分が使用している重機の時計で
確認していますが、もう一つの時を知る手段として
使っているのが自らつかんだ「時間の感覚」。

 

 

この「時間の感覚」をつかむキッカケになったのが、
しばらく山中での作業が続いた時です。

 

 

山中の現場まで歩いて登って片道20分。

 

下りは若干早くなるのですが、この体で覚えた
「20分」の時間の感覚は体にしっかりと染み込んだ
ようで、その後も「今、何時かな?」と時計を見ると
さっき確認した時刻から約20分後、ということが頻繁に。

時間
 

だんだんと「20分」の時間の感覚は研ぎ澄まされていき、
短いと10分、15分。
長いと30分、という具合に応用できるようになって
いきます。

 

 

面白くなってきたので、自身でつかんだ時間の感覚が
どのくらい正しいかを時計を見ずに確かめてみることに
しました。

 

一度も時計を見ることなく「だいたい今◯時△△分くらいだな」
と目星を付けてから時計で確認するとプラスマイナス5分ほどの
差異はあるものの、ほぼ時間の感覚はつかめていることを確認
できました。

 

 

この「技能」、他に何に役立つのか今のところよく分かり
ませんが1つだけ言えるのは、家で圧力鍋や土鍋でご飯を
炊く時(我が家は炊飯器なし)キッチンタイマーなどを
使わなくても、火を弱めてから◯分、といった時間を
計る時には重宝しています。

 

 

山仕事・林業で身に付けた技能④<油種の見分け・嗅ぎ分け>

 

 

山仕事で使う機械にはガソリン、軽油、灯油が
あります。

 

主に私は重機の給油を任されているので、扱う
油は軽油と灯油。

 

4台ある重機のうち1台を除いては軽油多めで
灯油と混ぜて入れています。

 

例えば、重機に燃料3本入れてくれ(ポリ缶3本)、と
社長から指示があった場合、軽油2本、灯油1本という具合。

 

私が仕事を始めた当時、我が社のポリ缶は全て赤色で
灯油と軽油を見分けるために軽油のポリ缶には
とっ手にヒモがくくりつけてありました。

 

 

が、しかし。

 

今日はガソリンスタンドのお兄さんが軽油と灯油を逆に
給油した、とか、いや今日は大丈夫だ、とか、ポリ缶のヒモは
とれちゃってるけど中身は軽油だ、とかヒモ付いてるけど
灯油だ、等々・・・いろ~んな証言がおじ様方から飛び出すようになり、
さぁ大変。

 

ポリ缶は全部で10本。

 

コレ軽油なの?灯油なの??

 

ちなみに重機は軽油が原則ですが、我が社では
社長の経費節約の観点から軽油に価格の安い灯油を
混ぜて使用しています。

 

話は戻ります。

 

その社長から「だいたいポリ缶の中身は合っていると
思うが、最終的には重機に給油する時にやまめが
確認するように」とのお達しが。

 
目
 

軽油と灯油の見分け方を社長自らレクチャーされた私。

 

「青っぽい色をしているのが軽油、無色なのが灯油。
あとは臭いで嗅ぎ分けろ」と。

 

今でこそすぐに灯油、軽油の見分け・嗅ぎ分けが
できる私ですが、当初は軽油の「青っぽい色」の
見分け方が難しく(だってポリ缶の色が赤なんですもの)
灯油の臭いじゃないからコレは軽油、などという仕方で
仕分けていました。

嗅ぐ
 

あとはちょっともったいないのですが、ポリ缶から
燃料を少しだけこぼし、その一瞬に見える色で確認したり。

 

軽油は「青色」なんですね。

灯油と比べると、ですが。

 

 

現在はガソリンスタンド側から、軽油の販売には
緑色の軽油専用ポリ缶を使って欲しいと言われた
こともあり、軽油は緑色、灯油は赤色、と
一目瞭然になりました。

 

でも、ついつい「コレは本当に軽油か?」と
色や臭いを確認してしまうクセがいまだに
残っています。

 

 

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<まとめ>

 

 

ここに挙げた4つの「技能」は山仕事以外にどんな時に
役立つのだろう?と考えてみました。

 

4つに共通するのは「災害時」かな??と苦しまぎれに
答えを出した次第です^^;

 

だとしたら役立つ時など来なくて良いわ~と思いますが、
それは誰にも分からない。

 

 

町での生活の中ではほとんど出番の無い「技能」かも
知れませんが、かといって「無駄」な技能でもない
よな~、とも。(*^_^*)

 

山で仕事をするようになってから「自分の持っている感覚」
というか本来人間の持つ野生力?のようなものが
試されたり、研ぎ澄まされたり、呼び醒まされたり、
精度を上げたりしている事を感じています。

 

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